店舗数の推移
- 1995年末:個人向けレンタル加盟店舗は 約12,454店舗がピークでした
- 2017年末:約3,046店まで減少
- 2020年12月時点:約2,700店。ピーク時の約1/5規模に
- 2022年末:約2,527店へとさらなる縮小
- 2023年9月:大手チェーン「GEO」単独でも 約1,086店
💰 売上・市場規模の変化
- 2007年:レンタル市場規模は 約3,604億円(セル+レンタル合計は約6,600億円)
- 2017年:レンタル収益は 約1,510億円
- 2022年:約562億円まで落ち込み、2017年比で約3分の1に
また、セル+レンタルの映像ソフト市場全体でも、セルは1,670億円(前年84%)、レンタルは572億円(前年78%)、合計2,242億円と減少傾向
🌐 背景と影響
- 動画サブスク市場は急拡大中で、2023年には 約5,054億円、前年比+12.1% 。
- 新型コロナ禍での外出制限も加速要因となり、レンタル売上はコロナ以降、月ベースで前年比20‑30%の急落が続く
🔍 考察まとめ
- 店舗数はピーク時の1/5以下に激減。
- 売上規模も数千億円から数百億円へ、10年足らずで非常に厳しい縮小が進行中。
- 動画配信サービスの普及と コロナ影響が主因。特にサブスク市場の拡大ペースが顕著。
- レンタル市場は縮小し続けつつも、ニッチ需要や物理メディア好きの支持は残っている(例:マニア向け古典作品など)。
🔮 今後の見込み
- 均衡点は「マニア向け」「希少タイトル提供店」へシフトされる可能性あり。
- 大手チェーンは複合型(書店+カフェ+レンタル)への業態転換を進めています。