もしも徳川家康が総理大臣になったら

「今日は特に予定もないし、何か面白い作品ないかな?」
そんな“暇な時間”にこそおすすめしたいのが、『もしも徳川家康が総理大臣になったら』です。タイトルを見ただけで思わずツッコミたくなるこの作品、実は笑えて、テンポが良くて、気づけば最後まで一気見してしまうエンタメ映画です。

物語の舞台は現代日本。未曾有の危機に直面した日本政府が、まさかの手段として選んだのは――AIによって蘇った歴史上の偉人たちを、内閣として復活させること。総理大臣に就任したのは、あの徳川家康。織田信長、豊臣秀吉、坂本龍馬など、教科書で見た人物たちが現代社会をどう動かすのか、その発想だけでワクワクさせてくれます。

本作の魅力は、難しいことを考えなくても楽しめる“ちょうどよさ”。歴史を知らなくても問題なし、政治の知識がなくてもOK。テンポの良い展開と分かりやすい設定で、頭を空っぽにして観られるのが嬉しいポイントです。会話の端々に散りばめられたユーモアや、現代とのギャップにクスッと笑える場面も多く、重たい映画が苦手な人にもぴったり。

一方で、「リーダーとは何か」「決断とは何か」といったテーマが、さりげなく描かれているのも見逃せません。歴史上の人物たちが、現代の価値観の中でどんな判断を下すのか。その姿は、ただのコメディにとどまらず、意外と考えさせられる瞬間もあります。でも説教くさくならないのが、この映画の上手なところ。あくまで“暇つぶし感覚”で観られるのに、観終わるとちょっと印象に残る。そんなバランスが絶妙です。

真剣な映画を観るほどの気力はないけれど、何か楽しいものを観たい夜。
笑えて、テンポが良くて、話のネタにもなる一本を探しているなら、『もしも徳川家康が総理大臣になったら』は間違いなくおすすめです。
暇な時、気軽に「ちょっと観てみるか」でOK。きっと、その選択は正解になります。